T主任のマイホーム日記 第20話 「ついに棟上げ」

いやいや、いつも思う事なんですが工事が始まるとホント早いです。もちろん工事の内容にもよりますが午前中見たのと、その日の夕方見たのとでは現場の状況が全く変わっちゃってる場合があります。
中でも凄いのが今回お伝えする棟上げです。

下の写真はAM8:00頃、出勤前に撮りました。
前もって材木も搬入されていますね。建物の土台はすでに取り付け済みです。


土台はこのように基礎の上にアンカーボルトでしっかり緊結されます。写真では見づらいですが基礎と土台の間に黒い物体があるのが分かりますか?これは基礎パッキンと言って基礎と土台の間に約1m間隔で挟み込んでいき、建物全体を2cm程持ち上げる為のパーツです。もちろん2cm分見晴らしを良くするとか、建物を大きく見せるためとかじゃないですよ。

これは基礎パッキン工法と言う住宅金融公庫もバッチリ認める丈夫な建物を建てるための新しい工法なのです。湿気を嫌う木造住宅は今まで基礎の外周に風穴という換気口をいくつか開け、そこから自然換気をしていました。ところが1995年の阪神淡路大震災で、風穴の開いた基礎は予想外の荷重に耐え切れずにその部分から壊れてしまう例が少なくなかったそうです。

このような反省を元に現在急速に広まっている基礎パッキン工法は欠き込み部分が無いためとても頑丈な基礎にする事ができ、基礎の上部全てが換気口となるので全方向から換気できる上、土台と基礎が接触していないので雨や水分から土台を守ってくれるのです。
これにより今までの基礎と比べ通気効果は2倍、耐震効果は3倍になったそうです。
すごい事を考える人がいるもんですねー。

以前T邸の間取りは自分で書いたと言いました。
構造チェックもOKだったのですが、実を言うと「在来工法ならOK」という条件付きだったのです。当社で建築する建物の約8割は地震や火災に強いと言われる2×4(ツーバイフォー)工法です。
国も認める省令準耐火構造の2×4工法は火災保険料もグッと安くなるのでホントは僕もこっちで建てたかったのですが、土手沿いの景色を見るため窓を沢山付けてしまった間取りは別名木造枠組壁工法と呼ばれる2×4には構造上壁量が足らずNGを食らってしまいました。
ですのでこの先は在来工法の棟上げをお伝えします。


てなとこで続きは次回、急いで書きます・・・

         
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