T主任のマイホーム日記 第18話 基礎工事その1

基礎工事が始まりました。雨が続いてしまい工程表の予定よりも2日程遅れてしまいましたがまあ大丈夫です。天候等による多少の遅れはもちろん計算済み。
やはり工事の内容によって天候の影響の無い工事や、雨天の場合中止になってしまう工事があります。しっかりした家を造るには無理しちゃダメだってことですね。

家ってとても重くって僕はもちろん測った事はありませんが、2階建て100u位の木造住宅に家具等を入れた生活荷重も含めると30トン以上あるそうです。
いつもは上からの荷重を静かに支えている基礎ですが、強風や地震等があれば部分的に普段よりも大きな力が加わります。そんな事を24時間休みなく何十年にも渡って続けるという、家にとって大変重要な役割を果たすのが基礎であり、これぞまさしく縁の下の力持ちって訳です。

一般的に住宅用の基礎としては
布基礎(ぬのきそ)とベタ基礎とがあり、どちらも鉄筋コンクリートでできています。ご存知の方も多いと思いますがその違いを説明しますね。
まず
布基礎ですが簡単に言うと建物の柱や外周等、主要な部分の下部のみを支えている基礎で、基礎以外の部分は土が見えている状態になっています。
底の抜けた風呂オケを地面に突き刺した様な感じですね。
1階の床をめくると土が見える状態なので湿度の高い土地には向きません。又ベタ基礎に比べ地面と基礎との接地面積が少ないので、地盤のあまり強くない土地にも不向きです。もちろん湿度が低く地盤も安定している土地であれば全く問題は有りません。まあ極普通の基礎ですね。

対する
ベタ基礎はと言うと、建物の外周も床下も全て配筋しコンクリートを流した一体の基礎になっていて、コンクリート製のお皿の上に家を建てるってイメージです。
地面と基礎との接地面積が格段に増えるので、その分建物の荷重も分散され不同沈下にも強く安定しています。建物の下はすべてコンクリートなので湿気の影響も少なくとても建物に優しい基礎です。欠点と言えば使う材料がドーンと増えるのでその分コストアップしてしまう事くらいでしょうか。

ここまで読んでくれた方ならもうお分かりですね。
海や河川に囲まれたこの地域にはやはりベタ基礎が適しています。
もちろん当社の標準仕様です。(^_^)

基礎工事はまず建物の外周部等の地面を掘る事から始まります。
その後割栗石という10p位の石を敷き詰めた後、隙間を埋めるための砂利を入れランマーで填圧します。

よく道路工事なんかでも見かけるこのランマーという機械、小さなエンジンが付いていて爆発の力で小刻みに上下に飛び跳ねるのですが、物凄いパワーで地面をしっかり突き固めてくれます。もしも間違って足でも填圧しようものなら・・・
うひー、考えただけで足の指がグーになってきました。


すみません、ちょっと目眩がするのでこの続きは19話という事で。

         
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